スノーピークは、モバイルハウス「住箱−JYUBAKO−」を活用した新たなカフェ業態の「住箱カフェ 浪江」（Jyubako Cafe namie）を6日、福島県浪江町に開業する。

福島県浪江町「住箱カフェ 浪江」開業

「住箱カフェ 浪江」は、住友商事が浪江町で取り組むまちづくり支援、起業人材支援事業の一環として開業する。カフェの開業、運営は、浪江町、住友商事、スノーピークの3者が連携し、町内事業者による事業運営を支援し、浪江町の関係人口増加や事業成長を通じた雇用の創出などにつなげることを目指す。

スノーピークとしては、このカフェが福島県浪江町における価値共創の「場」となり、浪江町で収穫された豊かでおいしい食材などを活用したメニュー開発、地域内事業者とのコラボ、フードロスの削減やエネルギー利用にかかる環境負荷の低減などに取り組む考えだ。

カフェで提供されるコーヒーを含む一部メニューの提供に使用する電気は、水素燃料電池自動車MIRAIが提供。「水素で淹れたコーヒー」として環境負荷の低減に貢献する。

メニューは地元の食材を生かしたスープカレーが中心。福島県産のシーフードをふんだんに使った「福島県産シーフードのスープカレー」や、柔らかく煮込んだ骨付き鶏モモ肉を使った「ほろほろチキンのスープカレー」など全3種類を用意する。

「住箱カフェ 浪江」で提供するメニュー

ドリンクメニューも豊富で、コーヒーや紅茶、フルーツティーやチャイなど約20種類から選べ、すべてのメニューがテイクアウトできる。

スノーピークはこれまでの食分野における活動を通じて培ってきた知見をもとに、地域ならではの特性を生かした食品事業を通じて、今後も地域活性化や食文化の継承に貢献していく。店舗概要は次の通り。

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