新潟県三条市で5日開かれた三条夏まつり協賛会第19回三条夏まつり第3回全体会議・実行委員会で、来年の開催日は例年の日取りなら8月第1週の8月2日(金)、3日(土)となるところ、1週間前倒しして7月26日(金)、27日(土)とし、凧と凧ばやし踊り行事は休止する執行部案が示された。
ことしの三条夏まつりは8月4日に凧と凧ばやし踊り、市民民謡踊り流し、5日に大花火大会の日程で行われた。
来年は開催日を例年通りに設定すると、長岡花火の開催日と重なるため、ガードマンの手配が難しいため、前倒しする。ガードマンは毎年、複数社と契約しているが、長岡花火とぶつかると長岡花火にガードマンの人手をとられるため、業者から三条夏まつりに必要な人数の確保を確約できないという話があった。
これまでも長岡花火と重なった年はあるが、無理をして人数を確保していた。感染症禍でガードマンの人手不足もいっそう深刻になった。そのうえで長岡花火と重なると、これまで以上に人手確保が厳しくなり、日程を変更せざるを得ないとした。
ことしは記録的な猛暑に見舞われ、1日目の小学生の凧ばやし踊りを直前になって中止した。今後もことしのような暑さが続くなら大幅な時期の変更を検討しなければならないが、三条夏まつりは夜開催であり、夏に親子で花火を見る子どもたちの思い出づくりもあり、1週間の前倒しにとどめた。
とはいえ気温の高い日中から行事の準備が必要なことから、凧と凧ばやし踊り行事はいったん休止することに。ただ学校から実施してほしいという要望があれば、あらためて検討する。