日本の凧の会(茂出木雅章会長・会員約800人)主催の全国大会が8日、7年ぶりに2回目の新潟県三条市で開かれる。前回は雨に見舞われてほとんど凧を揚げられなかったが、8日の新潟の天気予報はくもり時々晴れ。全国各地から参集する数々の凧が三条の秋の空を舞う。
この全国大会は、「第45回心護杯日本の凧会越後三条全国大会」。午前9時から三条防災ステーションで開かれる。会員外のビジターを含め北海道から沖縄まで20都道府県の166人が参加を申し込んだ。
自由凧揚げで始まり、10時から開会式で団体紹介、記念写真撮影、自由凧揚げ。午後2時から閉会式で2時半に終わる。
日本の凧の会は、凧好き同志の親ぼくを図ろうと1969年に発足。幅広い活動を行っており、前週1日に新潟市南区で開かれた南区凧フェスティバル&産業まつり「風と大地のめぐみ」にも参加している。
本番を前に7日は一足早く日中から自由凧揚げ、夜は三条市のジオ・ワールドビップで前夜祭が開かれた。前回の雨に“雨男”を自認する当時、三条市長だった国定勇人衆院議員は平謝りだった。