新潟県燕市は8日、燕市出身の料理研究家でフードコーディネーターの村山瑛子(えいこ)さん(36)を新たな燕市PR大使に任命した。燕市PR大使は村山瑛子さんを含めて7人になった。
8日に新印青果西部卸売市場で開かれた「つばめ農業まつり」のなかで村山さんの燕市PR大使任命式を行った。鈴木力市長から村山さんに任命書や名刺を手渡し、たすきをかけた。
村山さんは8年ほど前に燕市役所を訪れて自身の活動を話したのが燕市とのかかわりの始まり。都内の燕市出身者を応援する燕市の事業「東京つばめいと」にも参加し、2018年には「三ツ星給食プロジェクト」として燕市の学校給食の新メニュー「トマみそカレー丼」を開発した。近年は東京と新潟の2拠点で活躍している。
その後、燕市PR大使に任命を検討していたが、出産もあって遅れ、今回の任命となった。鈴木市長の長男は村山さんと同級生で、「すでに独自の番組をもって活躍されてるので、さらに活躍して市外はもとより燕市全体の情報発信に協力してほしい」と村山さんに期待した。
村山さんは「私でいいのかなという思いもあるし、両親とも燕市出身で生粋の燕っ子なのですごくうれしかった」と燕市PR大使任命に感激。「燕市は調理道具、おいしい食材がたくさんあふれている町なので、そこをたくさんアピールできたらいい」」と張り切っていた。