無印良品を展開する株式会社良品計画(堂前宣夫代表取締役社長・東京都豊島区)は、新潟県燕市に「無印良品 燕」を10月20日(金)にオープンすると発表した。県央地域では初出店で、新潟県では7店舗目の出店。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、全国で日常の基本を支える商品・サービスの提供、地域の人と課題や価値観を共有し、地域課題に取り組むとともに地域を活性化するさまざまな活動を進めている。
新潟県でも食品スーパー隣接の生活圏への出店を加速し、6月には新潟市内に「無印良品 新潟河度新町」を出店した。日々の暮らしに役立つ日用品や衣料品、食品などを取りそろえ、より利便性の高い店舗、地域の活性化に寄与する店舗を目指す。
店舗は国道289号をはさんで協栄信用金庫に向かいに原信が開発した東太田地内のショッピングセンター内に建設した。先に9月30日に移転オープンしたスーパー「原信燕店」に隣接出店する。
毎日の生活に必要な日用品を中心に、掃除用品やキッチン用品、天然水を使用したスキンケア商品、吸水性のよいタオル、ポリプロピレンスタンドファイルボックスなどの収納用品、季節に合わせた着心地のよい紳士・婦人・子ども服の衣料品などを取りそろえる。
食品では、要望の多い冷凍食品を取り扱う。人気の「キンパ」をはじめ、「塩こうじからあげ」、「国産黒豚肉入り餃子」、「フライパンでつくるミールキット」など毎日の食事の準備の手助けになるラインナップ。ほかのもコーヒーを楽しみながら休憩できるスペースを設け、店内でゆっくり時間を過ごせる。
燕三条地域の主要産業である金属加工に関するものづくりの歴史と、高い技術力や作り手の思いをより身近に感じられるよう、三条ものづくり学校が取りまとめた地元の42企業の協力で、生産工程で出る金属板など廃材を店舗内装に活用。協力した加工業者・工場の所在地を記した「ものづくりMAP」を制作し、店内に掲示。地域の魅力を学び、顧客と作り手をつなぐさまざまな活動を展開する。
地域の生産者や事業者と連携し、出店者や生活者の交流の場となることを目指したマルシェ販売やワークショップのイベントなどを行う「つながる市」を開催する。オープンの10月20日(金)から22日(日)までの3日間は、燕市、三条市を中心とした菓子やコーヒー、アクセサリー、金属製品を扱う店などが日替わりで出店。今後は月1回ていどの開催を予定する。
新潟県産の地酒や菓子を店内で販売する。地元の生産者とつながり、地元産品の販売を通じて、地域の魅力を再発見していく。
給水サービス
プラスチックごみ削減の一環として、店内に給水機を設置する無料の給水サービス。数導水を使用した飲料水で、マイボトルを持参して利用することもできる。
プラスチックボトル回収
無印良品で販売している化粧水、乳液、導入化粧液全シリーズのボトルと「自分で詰める水のボトル」を回収する。回収したPET素材のボトルをリサイクルしてプラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげる。
衣料品回収
無印良品の繊維製品を回収する。回収した繊維製品は、服の原料などにリサイクルする。また、回収した商品の一部は、染め直し加工し、無印良品の一部店舗にてReMUJIとして再販売する。「無印良品 燕」ではReMUJIの販売はない。
プラスチック収納用品回収
無印良品のプラスチック収納用品の一部を回収する。回収したものは資源化加工され、無印良品の商品に有効活用する。「ポリプロピレンファイルボックス」、「やわらかポリエチレンケース」などが対象。
紙製ハンガー・フック回収
衣料品の一部で使用している紙製ハンガー・フックを回収する。回収したハンガーやフックは、古紙再生した上で再度、紙製ハンガーとして活用。家庭でごみとなっていた資源の循環を図る。
【店舗の概要】
店舗名/無印良品 燕
所在地/〒959-1289 新潟県燕市東太田7075-3
オープン予定日/2023年10月20日(金)
営業時間/10:00〜20:00
売場面積/約491坪(1623.55m2)
県内店舗数/新潟県7店舗目(新潟市3・新発田市1・長岡市1・上越市1)