国道289号の交通不能区間、新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ「八十里越街道」の3年後の開通を見据え、八十里越街道エリアを観光地として盛り上げようと八十里越街道沿線の自治体が公募した「八十里越街道」のブランドロゴとキャッチコピーが決まった。
三条市と只見町、福島県南会津町が募集したもので、 有限会社エムズグラフィック(樋口由賀利取締役社長・三条市桜木町)の作品に決まった。
ブランドロゴは、「一里が十里に感じられるほど険しく、長大な山道」と言われる風景を「八十里越街道」の文字に表現。線や山道だけでなく、長く続いてきた歴史や3つの地域がつながるという意味も込めた。
日本地図上での実際の位置関係を意識して「三条」、「只見」、「南会津」の朱色のはんこを配置している。キャッチコピーは「歴史と文化をつなぐ道」。
このブランドロゴとキャッチコピーの利用は、観光ツアーやイベントのポスター、土産の包装や商品ラベルなど、八十里越街道のPRにつながるものなら誰でもできる。商品などに張って使えるロゴのシールも無料提供する。利用を希望する人は届出書を提出する。届け先は 八十里越街道プロモーション事務局で次の通り。