新潟市は加茂市は除雪費算出のための集計作業の自動化で軽減を図れるうえ、除雪車の稼働状況をウェブ上で確認できる除雪集計システムを導入し、12月1日から一般公開する。
これまで除雪車の稼働状況は、除雪車に搭載されるタコメーターの記録を除雪業者が市役所に持ち込み、そのデータを基に集計しなければならなかった。導入するシステムでは、除雪車に搭載したGPS端末で除雪車の位置と稼働時間を記録し、自動的に集計して稼働日報や出来高内訳書を出力する。
あわせてウェブで公開する地図上に除雪車の位置情報が約30分のタイムラグで表示され、除雪が完了した路線なども確認できる。
県央地域では三条市が2017年度の大雪で除雪の対応に追われたのを教訓に翌18年度に同じシステムを導入しており、加茂市は県央地域で2番目の導入。同じ業者によると県内ではこれまで7市町村が導入し、今年度で加茂市を含む3自治体が導入して10市町村になると言う。