福顔酒造が日本酒造りに使ったウイスキーたるを5,000円で販売 (2023.11.10)

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ウイスキーたるで貯蔵した日本酒が人気の新潟県三条市の酒蔵、福顔酒造株式会社(小林章代表取締役・三条市林町1)は、11月の日曜の12日、19日、26日の3日間限定で貯蔵に使ったたる20本あまりを一律5,000円で販売する。

ウイスキーたるを販売する保管倉庫の前でたる販売をSNSで紹介した今井さん
ウイスキーたるを販売する保管倉庫の前でたる販売をSNSで紹介した今井さん

3日間とも午前10時から午後4時まで、たるを保管している倉庫(三条市田島2-7)で販売する。販売するたるは、少なくとも200Lたる(縦89×横56cm)15本、400Lたる(縦103×横64cm)1本、500Lたる(縦127×横69cm)4本の20本。ほかにも何本か販売できそうだ。

これらを一律1本5,000円で現金販売する。取り置きや予約、発送も行わず引き取りだけ。なくなりしだい終了。ゆがみや傷があるものなので注意する。返品はできない。

福顔酒造は2006年、ウイスキーたるを使った日本酒の製造を始めた。テレビ番組でも紹介されたのを契機に爆発的に売れ、今でも福顔酒造の看板商品のひとつになっている。


製造に使うウイスキーたるは、当初は長野県の南軽井沢にあるニッカの貯蔵庫が閉鎖する話を聞き、そこからたるを譲り受けた。当時はウイスキーがなかなか売れず、各地で貯蔵庫が閉鎖されるなどしていたが、近年はウイスキーブームの到来でたるが足りなくなってきた。

そこで英国からウイスキーたるを、米国からバーボンたるを買うなど、手を尽くしてたるを取り寄せて、なんとか製造を続けてきた。

たるの香りのつきかたによって、5回ほど使い回せるたるもあれば、2、3回で使えなくなるたるもある。使えなくなったたるは、知り合いにディスプレー用などに使ってもらったり、自社のイベントに使ったりしてきたが、いよいよたるも処分し切れなくなってきたため、販売することにした。


その話を福顔酒造のスタッフから聞きつけた株式会社下田村の代表、今井将智さん(31)がX(旧Twitter)でたるの販売の情報を投稿したところ軽くハズり、5万人以上が閲覧した。

遠くは山形県や兵庫県の40人以上から問い合わせがあった。「こんなに反響があるとは思ってもみなかった。店のディスプレーなどに使おうと考えている人が多いようだ」と話している。問い合わせは電話「0256-46-8872」。

ウイスキーたるを販売する保管倉庫の地図
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