新潟県燕市は20日朝、発生した登校時のスクールバスの交通事故に状況について、スクールバスが優先道路を直進していたところで交差点に進入してきた軽ワゴン車が衝突したと説明した。
事故は20日午前7時半ごろ、燕市分水あけぼの一丁目地内の市道上の信号機のない十字路交差点で、70代男性の運転手が走行させていたスクールバスが40代男性が運転する軽ワゴン車とぶつかった。
スクールバスに乗車していたのは、分水中学校の男子生徒3人と女子生徒7人の10人で、このうち女子生徒2人がバスの座席に顔を打つなど軽いけがをした。
通報を受けて現場に到着した救急車が生徒のようすを確認し、生徒全員が登校して授業に参加した。スクールバスは前部が破損した。
軽ワゴン車は横転し、運転手は唇を切るなどのけがをした。
市は事故の状況について、スクールバスは優先道路を直進しており、交差点に進入した軽ワゴン車がぶつかったとしている。
スクールバスに乗車していた生徒の保護者に連絡し、生徒は経過観察している。中学校の保護者にメールで事故を報告。市内のスクールバスを運行する事業所には安全運行について注意喚起した。