新潟県三条市の三条商工会議所青年部(結城靖博会長・会員91人)は17日開いた臨時総会で次年度会長に副会長の小野塚雄也(おのづか ゆうや)さん(42)=株式会社ヴィヴィッドリー代表取締役社長=を決めた。任期は2024年4月から1年間。
次年度会長の選考委員会(山村興司選考委員長)で小野塚さんを推薦、理事会の承認を得てこの日の臨時総会で提案し、満場の拍手で承認された。
小野塚さんはあいさつで、「ことしは20周年の集大成の年になった。来年はまた1から三条YEGらしさを積み上げて事業を行っていきたい」と話した。
世襲ではない創業社長が三条商工会議所青年部の会長になるのは初めてで、会長の結城靖博(ゆうき やすひろ)さん(39)=有限会社 魚兵 代表取締役=は、「新しい時代の幕開けだと感じています。さらなる青年部の発展を期待しています」と述べた。
また、この日の臨時総会では、会則の追加・変更が行われた。7月に同地域の青年部の起こした不祥事を受け、「接待サービスを伴う会員活動及び事業の禁止」を加え、襟を正した活動を呼びかけた。
来年1月に行われる臨時総会にて、令和6年度基本方針及び役員が発表される予定となる。
(文・三条商工会議所青年部)