西洋ナシ「ル レクチエ」解禁 小玉傾向だが糖度が高い

(2023.11.22)

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新潟県特産の西洋ナシ「ル レクチエ」の販売が22日、解禁された。県内トップクラスの「ル レクチエ」取り扱い量を誇るJAえちご中越の農産物直売所「ただいまーと」(三条市福島新田)でも22日、「ル レクチエ解禁です!フェア♡」がスタートした。

「ル レクチエ」で「ただいまーと」でスタートした「ル レクチエ解禁です!フェアx」
「ル レクチエ」で「ただいまーと」でスタートした「ル レクチエ解禁です!フェア♡」

「ル レクチエ」の主産地は加茂市と三条市大島地区で、生産者150人が32ヘクタールで栽培している。出荷量は全国一で12月末までに県内外へ約9万箱(1箱4キロ換算)を見込む。

ことしは夏の記録的な猛暑の影響で小玉傾向のため、その分、出荷量は例年を下回ると見られるが、一方で日光を多く浴びて小玉に凝縮されたため糖度が高い果実に仕上がった。

21日に出荷が始まり、22日は県内外の初競りが行われて小売店に並んだ。「ただいまーと」では入り口を入ってすぐのところに「ル レクチエ」のフェアのコーナーを設けた。

次々と「ル レクチエ」が売れていく
次々と「ル レクチエ」が売れていく

贈答用5〜7個入りの2キロ箱入りと自分のために食べる2個セットなどを用意。価格は例年並みで2キロ箱入り3,500円前後、2個700円前後で販売。中には2個1,200円の大玉の高級品やお得なB品も。開店から次々と売れてみるみる数が減っていた。

担当者は「ことしはとにかく糖度が高い」と太鼓判。一部を除き送料を600円に割り引くサービスも行っている。また、JAえちご中越では、長岡市のなじら〜て東店、関原店、こしじ青空、柏崎市の愛菜館でもフェアを開いている。


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