新潟県燕市は24日、妻が燕市出身の吉本興業所属のよしもと新潟県住みます芸人、いっすねー!山脇さん(38)を燕市PR大使に任命した。
24日、市役所で任命式を行い、鈴木力市長から山脇さんに燕市PR大使の任命書を授与し、燕市PR大使たすきをかけ、名刺をプレゼントした。
山脇さんは結婚して2017年3月から11月ごろまで燕市内にある妻の実家で生活し、燕背脂ラーメンの提供店「大むら食堂」でアルバイトしたこともある。
鈴木市長は以前、山脇さんと会ったときのことにふれ、「わたしをPR大使にという自ら売り込みがあったが、もうちょと修業を積んだらということでちょっとタイミングを見計らっていた」と内幕を開かした。
今回、燕市PR大使に任命したのは2つの理由があり、ひとつは燕市PR大使の制度が10周年になり、新たな大使を増やしていこうという流れから山脇さんに白羽の矢を立てたことと、もうひとつは誕生日が鈴木市長と同じ9月28日だったからと紹介した。
「山脇さんの今までの活動のほか、BSよしでもでも燕市を取り上げていただけると聞いている。道の駅 国上を拠点に情報発信をしてもらい、入館者数を増やす強力な起爆剤になってもらえれば」と鈴木市長は山脇さんに期待した。
お笑い芸人らしく元気に「どーもー!」と登場した山脇さんは、親指を立てて大きな声で「燕市、いっすねー!」と自己紹介した。
幼稚園から始めた書道七段の腕前で色紙に「道の駅国上100万人突破」と「燕市公式Xフォロワー1.5万人突破」の2つの公約を発表した。
先輩よしもと新潟県住みます芸人の関田将人さん(38)は三条市下田地区で昨年12月、三条市ふるさとPR大使見習いに就任した。関田さんからビデオメッセージも上映され、三条市出身の三条市のLINE登録が3万人なるまで“見習い”待遇であることをぼやけば、福岡県出身の山脇さんはそのことをディスって笑わせた。
また、山脇さんは、燕市役所に婚姻届けを提出したときにお祝いの背景とともに記念写真を撮影した。それに感激した実父が地元の福岡県粕屋町でも同じようなサービスを実現させたエピソードも紹介した。
燕市PR大使就任を記念したて「スワローに居座ろうっと!」のギャグや替え歌を披露して軽く滑ったが、関田さんとは「XでPR合戦をやりたい」、「関田さんと相撲をとって白黒つけたい」とも話していた。
燕市のPR大使は山脇さんで8人目になり、ほかに東京ヤクルトスワローズのつば九郎を燕市PR隊鳥の燕市出身のアスリート岸本大紀選手を燕市スポーツ大使に任命している。