2020年11月8日の市長就任から4年目の最後の1年を迎えた新潟県三条市長の滝沢亮氏(37)の後援会(村上幸一会長)の親ぼく会が25日、ジオ・ワールドビップ(三条市)で開かれ、約190人が参集して市長任期残り1年間の滝沢氏の支援を誓った。
村上後援会長は冒頭、「市民が幸せに生活できるように、安全で安心して暮らせるまちづくりに市長も日夜、取り組んでいる。あと1年を切ったわけだが、今後とも皆さんの力で市長を盛り上げていただきたい」とあいさつした。
来賓祝辞で菊間真紀子衆院議員は、滝沢氏が新型ウイルス禍で市長に就任し、その対応に追われるなかで、子育てしやすいまちづくりを進め、ふるさと納税の寄付額を劇的に増加させ、イタリアでのしただ米のトップセールスなどに取り組んだことを話した。
自身も八十里越開通や石上大橋下流橋の建設などの宿題をもらっており、「滝沢市長にもっと力を貸していただき、みんなが暮らしやすく多様性を大事にする素敵なまちづくりにまい進していただきたい。私も国政の場で手伝えることを大変、喜びに感じている」と述べた。
細田謙一衆院議員代理で妹の武永京子氏は「滝沢市長は県内でも最も若い市長であり、ふるさと納税50億円の達成など三条市政に新しい風を吹き込んでいることに敬意を表す。私も滝沢市長ともに、石上大橋の早期建設や、県央基幹病院開設に伴う県央地区の地域医療体制の強化などに手を携えて取り組んでいく」。
衆議院議員国定勇人衆院議員代理で妻の律子氏は「滝沢市政が誕生し、三条市の子育て支援をはじめ教育、医療、福祉、インフラ整備と多岐にわたる課題に対し着実な実績を重ねていることに心から敬意と感謝の意を感じている。三条市をはじめ県央地区の発展、安心安全な暮らしのため、滝沢市長のリーダーシップこそ不可欠なものと確信している。私も引き続き滝沢市長を支え、皆さまとともに精いっぱい汗を流すことをあらためて約束する」。
滝沢氏はあいさつで、新型ウイルス禍で市長に就任し、それまで7億円だったふるさと納税の寄付額を昨年度は50億円にし。三条市立大学は開学3年目にして全国すべての都道府県の学生がそろい、昨年7月24日にオープンした三条市図書館等複合施設「まちやま」の利用者数がまもなく100万人に達すると振り返った。
来年は3月1日に開院する県央基幹病院は、県立病院で運営は済生会だが、「引き続き三条市としても責任をもって県央基幹病院周りのインフラ整備だったり、さまざまな情報発信を続けていきたい」との考えを示した。
三条市が移住したい街ランキングにも取り上げられるようになり、「このようにポジティブな話題を皆さまにお届けできるのは、皆さまが日々、三条市をよくしようというように一歩一歩、動いてくださるのに私もそれを刺激を受けてやっているからに過ぎない。もう任期1年を過ぎた。皆さまのご指導ご鞭撻(べんたつ)をいただきながら、この三条市を皆さまと一緒に、皆さまとともににもっといいまちにしていきたい」と感謝し、さらなる支援を求めた。このあと笹川信子市議会副議長の発声で乾杯した。