新潟県燕市には、学問の神さまとされる菅原道真の命日2月25日に菓子を供えて学業成就や合格祈願を願う「天神講(てんじんこう)」という風習があり、その発信に取り組んでいる。来年の天神講に向けて新潟大学創生学部とコラボレーションして受験生を応援するポスターの製作やスマートフォンの壁紙画像などSNSも活用して天神講をPRする。
ポスターは12月下旬から来年2月末まで市内学習塾約 30ヵ所に掲示。燕の受験生を応援し、天神講の認知度が低い若い世代への周知を図る。
SNSでは、菅原道真の画像を使った壁紙画像などを発信し、若者にも天神講に親しんでもらう。Instagramで天神講のアカウントを開設し、大学生が学習へのモチベーションアップを図る格言を天神講とからめて投稿する。
これまでも新潟大学創生学部の学生が燕市をフィールド、テーマにして企画、提案を年度末に市職員に向けてプレゼンテーションしている。