新潟県田上町の「道の駅たがみ」(馬場大輔駅長)は1日、クリスマスツリーを設置してことしも地元の「田上いずみルーテル幼稚園」(中川祐子園長)の年長児16人からオーナメントの飾り付けをしてもらい、そのほうびに新作の西洋ナシ「ル レクチエ」を使ったスイーツをふるまった。
クリスマスツリーの設置は3年目、田上いずみルーテル幼稚園によるオーナメントの飾り付けは2年目。ことしも新潟市南区で冨田造園を営む植物アーティストでもある「TOMIZOU」こと冨田昌希さん(48)が天井まで届く高さ2.5メートルを超えるモミに似たアカエゾマツ設置した。
オーナメントはあらかじめ冨田さんがあらかた飾っておいた。この日は冨田さんの指導で子どもたちからオーナメントをひとつずつ枝に下げてもらってクリスマスツリーを完成させた。
ほうびに新潟市秋葉区の洋菓子店「サンカントピュール」のオーナーでパティシエの五十嵐純一さん(49)が創作したル レクチエを使ったクリームブリュレを半分に切ったハーフを園児に味わってもらった。
ル レクチエのバターソテーにキャラメルクリームやホワイトチョコのムースを合わせた新作。五十嵐さんは道の駅たがみにはスイーツを納品しており、道の駅たがみからル レクチエの素材を生かしたスイーツの開発を依頼されて創作した。1個500円で土、日曜の9・10日、16・17日、23・24日の6日間限定で1日30個を販売する。
スイーツが食べられると聞かされた園児は「やったー!」と歓声を上げて抱き合って大喜び。園児に食べてもらって何のフルーツを使っているか当ててもらった。リンゴやナシという園児もいったが、最終的にはルレクチエで集約されて大正解。ル レクチエは子どもたちにもおいしいフルーツとしてすっかり浸透しているうようだ。