マンホールのふたは「落ちない、すべらない、すべて〇(まる)」にあやって各地で受験生の合格祈願のお守りのモチーフに活用されて人気を集めている。新潟県燕市でも分水地区のマンホールのふたをモチーフにした合格祈願缶バッジを作成。市内のすべての中学校3年生に配布するほか、15日から分水良寛史料館でも来館者に配布する。
分水地区のマンホールのふたは大河津分水の桜並木がデザインされており、マンホールのふたの特徴とあわせて受験生にとって「サクラサク!」にもかけた縁起のいいものになっている。
年内に市内すべて中学校へ3年生約600人分を配布する。燕市分水良寛史料館では、入館して施設見学した人に1個を配布。限定50個を配布する。
マンホール缶バッジを入れるサクラ色の袋には「皆さまの努力が燕市職員一同心よりお祈りしております」などとあり、受験生を応援する。
一方、加茂市では昨年に続いて下水道マンホール合格祈願お守り500個を作成。加茂市内の中学3年生に約200個配布するほか、約300個を11日から上下水道課窓口で配布する。
袋には「コロナ禍からゆっくり戻る日常。もとどおりといかないけれど、ひたむきに努力したその思いが報われますように。マンホールのふたはすべて○ 落ちません 滑りません」と書き、エールを送っている。
また、2017年12月9日に分水のマンホールカード、ことし1月28日に加茂市のマンホールカードが発行され、それぞれ燕市分水良寛史料館、日帰り温泉「美人の湯」で配布している。