三条市は、11月7日に給食を提供した学校のうち、せんべい汁で使用した「南部小麦使用割れかやき煎餅」に品質不良の物が含まれていた可能性がある報告を受けたと6日、発表した。
11月7日に給食を提供した学校のうち、せんべい汁で使用した「南部小麦使用割れかやき煎餅」について、納入した新潟県学校給食会からその原材料に混入しているかどうかは不明だが、大本の原料の小麦粉の一部から、基準値を超えるカビ毒「デオキシニバレーノル」が検出されたという知らせが製造元からあったとの報告を12月1日に受けた。
この原料を使用した商品による健康被害の有無やデオキシニバレーノル濃度などについては、製造元と納入業者が調査中だが、三条市では提供直後と現時点で児童生徒に健康被害が出ていないことを確認している。
現在は、健康被害の有無などについての調査結果について製造元からの報告を待っている。