「みんなでハッピーになろう」と新潟県三条市の手芸の手仕事作家が主催者となって初めてのマルシェイベント「azusa HAPPY マルシェ」が10日(日)午前10時から午後3時まで三条ものづくり学校(三条市桜木町)で開かれ、くじ引きやもちまきも用意して来場者を待つ。
三条市、見附市、五泉市のル レクチエ、書道、布小物、古着、ルーレットゲームなどを扱う11店が出店するほか、駐車場広場には三条市、阿賀野市、新発田市からピザ、ライスバーカー、コーヒーのキッチンカー3台がやって来る。
11時から買い物をすると空くじなしのくじ引きに参加できる。コメ2kgが5人、ル レクチエ2個入りが6人に当たるほか、社会福祉法人三条市手をつなぐ育成会のオリジナル包装紙のトイレットペーパー、ティッシュボックス、菓子などが当たる。
午後2時からもちまきを行い、地元和菓子店「つるがや」のもちや菓子を投げて持ち帰ってもらう。午前10時からNAOKIエレクトーン演奏もある。
主催するのは、丸山梓さん(45)。長岡大手高校の被服科を卒業。40歳で体調を崩して勤めをやめてから、好きなミシンや裁縫の腕を生かしてコーデュロイのズボンを作った端切れで、クマのブローチを作ったのをきっかけに手芸の作品づくりを仕事にし、「azusa_happy_teshigoto」としてマルシェやクラフトのイベントに出店してる。
昨年から働いている三条市大島の果樹園「三次郎農園」で、マルシェをやりたいと提案し、ことし8月、「桃フェス!」が開かれ、1000人もの来園があり、大成功だった。
梓さんにとってはそれに続くのが今回のイベント。「手仕事をやっていって元気が出る、幸せを呼ぶねと言われることが多くなって。じゃあ、みんなで幸せになろう、どうやったらハッピーになるんだろかと考えた」とイベントに込めた梓さんは思いを話す。
出店者は知り合いに声をかけた。もちまきの費用は協賛金を募り、1万6千円が寄せられた。くじの賞品も協賛をもらった。
「わたしとやっても、もうかるかどうかわらかないのに、集まってくれた。いっぱい買い物に来て、いっぱいもちを拾いに来てほしい。たくさん笑顔になって、くじを引いて、買い物をしてハッピーになってほしい」と話している。
今回は三条ものづくり学校の1室を借りて開くが、「今度は大きい体育館でもやりたい」と、梓さんの挑戦は始まったばかりだ。イベントの問い合わせは梓さん(090-1542-8950)へ。出店者とキッチンカーは次の通り。
■出店者
■キッチンカー