新潟県三条市下田地区で収穫されるコメを「しただ米」としてブランド化が進んでいるが、新年を前にもちも下田産でと、下田産「こがねもち」を使ったもち「しただのもち」が誕生した。
切りもち600g入りが税込み980円とその製造工程で出た端もち400g入り620円。下田地区で「道の駅 漢学の里しただ」と日帰り温泉「いい湯らてい」を運営する株式会社下田郷開発(社長・滝沢亮三条市長)で企画し、11月末から両施設で販売している。
「農事組合法人ならやま」が用意したこがたねもち2トンを使用。「道の駅 漢学の里しただ」でも食品加工を行っているが、もちの製造の資格がないため、魚沼市の業者に製造を委託し、切りもち3000袋、端もち400袋を製造した。
「道の駅 漢学の里しただ」の中野貴史駅長は「ほっぺたが落ちるほどとんでもなくおいしいもちになった」とアピール。贈答用にも使われ、売れ行きも好調と言う。三条市の返礼品にする準備も進めている。問い合わせは「道の駅 漢学の里しただ」(0256-47-2230)か日帰り温泉「いい湯らてい」(0256-41-3011)。