2010年からプロ野球・東京ヤクルトスワローズとコラボレーション事業を展開する新潟県燕市は9日、恒例のスワローズ選手によるトークショーを行い、ことしは星知弥投手(29)と小澤怜史投手(25)を迎え、スワローズファン420人が来場した。
星選手は栃木県出身。宇都宮工業高校から明治大学を経て2016年ドラフト2位でスワローズに入団。ことしはは中継ぎ、リリーフとしてチームに貢献した。
小澤選手は静岡県出身。日大三島高校からソフトバンクに入団。その後、スワローズに入団。シーズン中盤に先発となり、6勝を挙げてチームに貢献した。
トークショーでは、お笑い集団NAMARAの中静祐介さんが司会を務め、「トークショー:スワローズ『ネホリハホリ』2023」と題して開いた。一昨年の日本一、昨年のリーグ優勝からことしはリーグ5位とふるわなかったが、ことしの振り返りや来シーズンにかける思いを話してもらった。
シーズン中のようにユニホームを着て登壇。2人ともトークショーはシーズン中のマウンドより緊張すると話し、星さんは新潟は三条市・三条パール金属スタジアムで開かれたファーム戦などで3回、来県したことがあるが、燕市は初めて。小澤さんは来県が初めて。WBCでスワローズの村上宗隆選手が準決勝でサヨナラ打を放った思い出などから話した。
会場の最前列はスワローズのユニホームを着たりスワローズグッズを身に着けてた熱烈なスワローズファンが陣取り、いちばんのりは東京からのファンで午前5時から会場入り口で待った。
富山、群馬、神奈川など県外から訪れたファンがあり、燕市民は半分以下だったが、交流人口に貢献。あこがれの選手を間近で見て、目と耳を凝らしていた。