国定勇人衆院議員の後援会「いいさとの会」(草野恒輔会長)は9日、地元の三条市体育文化会館で国政報告会を開いた。会場の500席は満席の盛況で、国定氏はともに環境大臣政務官を務める朝日健太郎参院議員を迎えてトーク形式で環境政務官としてのこれまでの取り組みなどについて話した。
草野会長のあいさつに続き、来賓の滝沢亮三条市長、細田謙一衆院議員、小林一大参院議員夫人のあと国定氏が壇上に朝日氏を呼び込んだ。
朝日氏は熊本県出身で元バレーボール選手。サントリーに所属してVリーグで活躍後、ビーチバレーボールに転向し、北京五輪、ロンドン五輪に出場している。
引退後、2016年に参院選の東京選挙区で初当選し、22年に再選を果たし、ことし9月に環境政務官に就任。国定氏は22年に環境政務官に就任し、ことし9月に再任されている。
国定氏は身長183センチあるが、朝日氏はそれをはるかにしのぐ199センチ。せっかくなのでと身長170センチに満たない滝沢市長からも登壇してもらって3人が並び、拍手でわいた。
国定氏が質問する形で朝日氏のプロアスリートとしての経歴などを聞いたあとは本題の「W環境大臣政務官による日本の環境行政と政局を語る」のテーマに。環境省のミッション、環境分野に対する世界的な関心度合い、気候変動に関する政府間パネルの科学的知見、パリ協定の概要、日本の温室効果ガス削減の中期目標と長期目標の推移などについて話を進めた。
また、来場者も期待しているだろうと、朝日氏はバレーボールも披露して楽しませてくれた。後援会では半年も先になるが、来年5月にファンミーティングを開くことも告知し、入会を呼びかけた。