17日の新潟県三条市は朝から雪が降ったりやんだりしている。日中も気温がぐんぐん下がって雪が降っている時間が長く、強く降るようになり、燕三条地域の初雪といえる。
気温は午前5時で5.7度だったのが、正午には1.9度まで下がり、午後2時には0.5度。前日16日の午後2時の15.2度と比べると同じ時刻で15度も低い厳しい冷え込みで、夜には氷点下も予想される。
前夜から西寄り強い風が吹き、17日午前9時ごろをピークに瞬間最大風速は18.2メートルを観測したが、日中はしだいに風は収まっている。
視界が悪くなるほど雪が横なぐりに激しく降ることもあり、大荒れの冬の嵐。道路が雪で白くなった所もあり、一気に冬景色になった。
新潟地方気象台の17日午前6時30分の発表では、17日から18日にかけて北陸地方の上空約5500メートルに氷点下30度以下の寒気が流れ込み、大雪となる所があり、予想より寒気が強まったり、同じ所で雪が降り続いた場合は、警報級の大雪となるおそれがある。
18日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。17日午前6時から18日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で下越で平地20センチ、下越で山沿い50センチ、中越で平地40センチ、山沿い70センチ、上越で平地20センチ、山沿い70センチ、佐渡で20センチ。