23日(土)正午から新潟テレビ21(UX)で放送の特別番組、開局40周年記念スペシャル「あとつぎ発掘支援プロジェクト『ツグツグ』」は、お笑いコンビのぺこぱと、日向坂46の上村ひなのさんが出演し、燕三条エリアの「仕事の担い手不足」に注目し、学生の「おしごと体験」を通して地場産業の魅力を伝える。
全国的な「職人」や「仕事の担い手不足」の課題は、地場産業の集積地の新潟県燕三条エリアも例外ではなく、担い手や後継者がないために廃業を考える企業もある。50年後も100年後も新潟が発展し続けるために、番組では開局40周年のUXが企業と若者のマッチングを手伝う。
担い手を求める燕三条エリアの越後長野温泉 嵐渓荘(三条市)、武田金型製作所(燕市)、三条特殊鋳工所(三条市)、燕物産(燕市)、ひうら農場(燕市)が参加して、ことし7月に三条市立大学でぺこぱを司会にプレゼン大会「ツグツグFES」を開いた。
各社が仕事の内容や職人の技、製品のすごさを積極的に大学生にアピールし、熱い思いを伝た。「ツグツグ FES」に参加した大学生のうち6人が夏休みに3日間、各企業でおしごと体験(インターンシップ)し、製品や作物を作る苦労や客と接する難しさなどを学んだ。
おしごと体験を見守るのはぺこぱと、三条市を舞台にしたドラマ『DIY!!どぅー・い っと・ゆあせるふ!!』で主演のDIY女子を演じた上村ひなのさん。燕三条エリアの 「ものづくりのワザ」に驚きつつ大学生の奮闘を温かく見守り、「どうしたら後継者不足を解消できるか」も考えた。
この仕事をやってみたいという若者は現れるのか。仕事の担い手不足の現実だけでなく、新潟の地場産業に光を当て、「新潟には誇れる企業・ワザがあること」、「ものづくりには魅力があること」を紹介する。