21日は日本付近が強い冬型の気圧配置となったが、新潟県三条市は心配された強い風は吹かなかったものの、最高気温はこの冬最低の1.5度にとどまる厳しい寒さに見舞われ、夜から本格的な雪になった。
最低気温は−0.3度。日中の気温はほとんど1度未満で、日中から降っていた雪が夜になると本格的な雪に変わった。1ミリの降水量に雪は1センチの積雪が目安と言われるが、午後8時と9時にそれぞれ1時間4.5ミリの降水量を記録した。
深夜には除雪が入っていない国道8号でも、車の運転はハンドルが取られてスピードが出せないほど路面に雪が積もり、小路は身動きが取れなくなるのではと心配になるほどになった。
23日にかけて山沿いを中心に平地でも大雪となる所がある見込みで、落雷や突風の警戒にも注意が必要で、警報級の大雪となるおそれもある。