新潟の若手音楽家集団「インコンピュート(incompiuto)」によるクリスマスコンサートが「クリスマスイブ」の24日、三条市中央公民館で開かれ、三条市出身の2人の声楽家と阿賀野市出身のピアニストのメンバーが3人がクリスマスソングを含めて演奏を届けた。
三条市出身の声楽家は、本成寺中、三条商高出身で洗足学園音楽大学音楽学部声楽科卒業のソプラノの長岡杏佳さん(28)と、は第二中、三条東高出身で新潟医療福祉大学医療技術学部卒業で上教大大学院芸能深化領域音楽分野に学んだバリトンの近藤悠太さん(29)。そして阿賀野市出身で国立音大音楽学部演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業のピアニスト、三間祐介さん(33)が出演した。
クラシックのほか、近藤さんは母校の三条東高校の校歌、長岡さんはクリスマスソングの「ひいらぎかざろう」や「We wish you a merry christmas」、三間さんのピアノ独奏でショパンの「ノクターン」を演奏した。
このコンサートのために結成されたスペシャル合唱団19人をまじえて「エーデルワイス」と「負けないで」をクリスマスアレンジで披露し、最後は来場した約150人とともに「ふるさと」を全員合唱して、イブの夜を前に音楽でクリスマスムードを味わっていた。
インコンピュートは、メンバーがことし夏の共演をきっかけに6月に発足したばかり。来年、三条市図書館等複合施設「まちやま」サイエンスホールで0歳児から楽しめるファミリーコンサートを開く。、さらに来年から三条東公民館で初心者向けのボイストレーニング講座を開くのに伴い、それらのPRの意味合いも兼ねて今回のクリスマスコンサートを開いた。