新潟県三条市では初開催の日本のセミプロ卓球リーグ「ノジマTリーグ」が7日、8日の2日間、三条市体育文化会館で開かれた。女子3試合が行われ、2日目の8日は昨シーズンの初優勝に続いて今シーズン(2023-24)もトップを走る木下アビエル神奈川(神奈川県)が登場し、主将の平野美宇選手ら国内トップ選手が来場した500人を超える卓球ファンを魅了した。
ノジマTリーグは2018-19シーズンから行われている。7日は1試合、8日は2試合が行われ、8日の2試合目で木下アビエル神奈川が京都カグヤライズと対戦した。
木下アビエル神奈川の平野選手は、2020年東京五輪の団体で銀メダルを獲得。さらに男子の張本智和選手の妹としても知られる張本美和選手、リーグでのランキングではこの2人を上回る木原美悠選手ら出場した。
試合はダブルス1試合のあとシングルス3試合。木下アビエル神奈川はダブルスで張本選手とホー・ジュオジア選手のペアで出場したあとシングルスで張本選手、平野選手、木原選手と出場し、1ゲームも落とさずストレート勝ちの完勝だった。
三条市体育文化会館については「初めてここで試合させてもらったが、本当にたくさんの方が来てくれ、試合しやすくみんないいプレーができた。たくさんの方に応援していただいたから」と観客に感謝し、「まだまだここからみんなでチーム2連覇目指して頑張るので引き続き応援よろしくお願いします」と求めた。