新潟県三条市の三条商工会議所(兼古耕一会頭)は、15日に開いた会員新春の集いで会員から寄せられた能登半島地震の災害義援金18万8600円を翌16日、三条市に届けた。
会員新春の集いには341人が出席。会場入り口に募金箱を設置して来場者に寄付を募った。寄付のほとんどが千円札で、1万円札を投じる会員もいた。
16日、三条商工会議所の野崎正明副会頭と水野一郎商業部会長のふたりが三条市役所を訪れ、村上正彦福祉保健部長に善意をそのまま入れた分厚い封筒を手渡した。
野崎副会頭は、新春の集いの開会前の3、40分の間に会員から寄付してもらった善意で、新春の集いの冒頭では能登半島地震の犠牲者の冥福を祈って黙とうとささげたことを話した。「われわれもそれぞれに水害の被害を経験しているので、身につまされるものがある」と被災地の役に立つことを願った。
善意は日赤三条市地区を通じて日赤の令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県)に寄付する。 三条市では12月27日まで市役所1階、低層棟各窓口、栄と下田サービスセンター窓口に募金箱を設置している。