新潟県長岡市のいずれは燕市や小千谷市に至る広域的な幹線道路のネットワーク構築を目指す「目バイパス」の途切れていた区間が18日、供用を開始し、「長岡東西道路」から「長岡北スマートIC」まで延長約5.2kmがつながった。
供用を開始したのは県道長岡和島線ー長岡北スマートアクセス道路間の延長約0.7km。今後は南側へ延伸させ、「長岡南越路スマートIC」から「長岡北スマートIC」までつなげる。将来的には、さらに小千谷市、燕市へと南北に延伸させる。
今回の開通で、左岸バイパスと長岡東バイパスを縦軸、信濃川に架かる橋を横軸とする「ラダー(はしご)型広域幹線道路網」がほぼ完成し、交通の分散を図ることができる。「長岡北スマートIC」までつながって高速道路利用が便利になり、信濃川左岸の南北方向の新たな交通軸として越路・小国方面と与板・寺泊方面をつなぐ合併地域間の交流や連携を強化できると言う。