曙産業創業者で市議を7期務めた大山治郎さんが死去

(2024.1.26)

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新潟県燕市で市議を7期、24年余り務めた株式会社曙産業(大山剛社長・燕市南1)取締役会長、大山治郎さんが24日、老衰のため富永草野病院で死去した。91歳だった。

2008年に旭日小綬章を受けたときの記念写真
2008年に旭日小綬章を受けたときの記念写真

10年ほど前に脳梗塞(こうそく)で倒れ、その後、体調を崩してから介護医療院へ。24日午後の入浴後、急に脈が細くなり、5時半に息を引き取った。

大山さんは大阪市出身。養子縁組で6歳から三条市に移り住み、一ノ木戸小学校を卒業した。「マジックしゃもじ」のヒット商品で知られる曙産業の前身、大山研磨工場を20歳のときに起業した。


1982年に旧燕市議に初当選。2006年の合併で在任特例期間が終わるまで市議を務めた。1994年に初めて議長に就いてから5期、議長を務めた。

2008年に旭日小綬章、12年には紺綬褒章を受けた。美術品の収集家で知られ、2010年に大山治郎コレクション美術館(燕市井土巻2)を開設した。

葬儀はVIPシティホール燕(燕市東大田)で29日午後6時から通夜、30日午前11時から告別式、午後0時半出棺。






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