花と憩いのある「美しい公民館」を目指す三条東公民館が行っている、光庭(ひかりにわ)で地域の人たちと花を育て、花を眺めながら親ぼくを深める一連の取り組みが評価され、文部科学省の「第76回優良公民館表彰」を受賞した。
優良公民館表彰は、公民館活動の充実、振興を目的に事業内容や方法に工夫を凝らして地域住民の学習活動に大きく貢献している公民館を文部科学省が表彰するもので、1948年(昭和23)から行われている。
今回、優良公民館に選定されたのは、全国の公民館の13,798館のうち69館、県内では佐渡市公民館と三条東公民館の2館。2月9日に表彰された。
三条東公民館は2010年(平成22)に開館。「花と憩いの『美しい公民館』を目指して」をキャッチフレーズに、市民の外出や交流を促進する「きっかけの1歩」の事業のなかで、地域住民と光庭(ひかりにわ)に花を植えて育て、明るく居心地のよい雰囲気づくりをしている。
また、咲いた花を愛でながら地域住民が茶やおしゃべりを楽しみ、親睦ぼくを深めることのできる取り組みも行っており、そうした一連の取り組みが評価された。
三条市ではこれまで第35回で中央公民館、第72回で下田公民館、第75回で嵐南公民館がそれぞれ同表彰を受けている。