新潟県三条市の三条商工会議所青年部(結城靖博会長・会員91人)は、2月13日に保内小学校で記者会見を開き、昨年8月に米国・ニューヨークのブルックリンにある日系食品スーパー「ジャパンビレッジ」で開催した燕三条フェアと造園アート「共存と再興」を23日(金・祝)、24日(土)の2日間、三条市立保内小学校の体育館で凱旋展示する。
結城会長は「昨年から行ってきた燕三条発信事業の集大成をこの保内小学校で開催し、保内の子どもたちに、保内の植木職人は世界一の街、ニューヨークでアート展示ができるくらい技術があるかっこいい職人さんなんだよと伝えたい。保内地域の子どもたちだけなく、多くの市民にも保内小学校へおいでいただき、保内の植木職人の技術を見てほしい」と話した。
凱旋アート展示「共存と再興」は、燕三条が誇る鍛冶と造園の融合をテーマに保内地域の造園職人で三条商工会議所青年部の燕三条発展委員会の諸橋委員長がデザインを担当。有限会社ニザイエン、藍庭などの庭師たちが施工を手伝う。
保内小の体育館に再現する箱庭は全長10メートル、高さ2メートル、奥行き3メートルにも及ぶ巨大アート。保内の庭師が作った箱庭すべてに新潟市の映像制作会社、株式会社ソルメディエージがプロジェクションマッピングを行う。
ほかにも23日は、保内の庭師が教えるコケ玉ワークショップに先着20人が参加でき、六角巻き凧への絵付体験ワークショップ、燕三条匠の守護者プロジェクトのトレーディングカード体験会、パネル展示などもすべてて無料で楽しめる。24日は、午前10時から燕三条戦隊カジレンジャーのヒーローショーも披露する。
開催時間は、2日間とも午前9時から午後5時まで。先着で1日100杯のホットチョコレートを振る舞う。
(記事提供:三条商工会議所青年部)