三条YEGが月ヶ岡特別支援学校児童生徒の絵画作品を使ったカレンダーを販売

(2024.2.27)

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新潟県三条市の三条商工会議所青年部(結城靖博会長・会員91人)社会課題解決委員会(笠井誠委員長)では、月ヶ岡特別支援学校(倉上明校長)に通う児童生徒が授業で制作した絵画作品を使って3種類のカレンダーを製作した。

左から三条商工会議所青年部の社会課題解決委員会の竹山担当副会長、結城会長、社会問題解決委員会の笠井会長、月ヶ岡特別支援学校の倉上校長
左から三条商工会議所青年部の社会課題解決委員会の竹山担当副会長、結城会長、社会問題解決委員会の笠井会長、月ヶ岡特別支援学校の倉上校長

3種類1セット500円で約千セットを販売、月ヶ岡特別支援学校に1個100円の破格の工賃で封入作業を委託

3種類の絵のタイトルと作者は、渡邊亜悠夢(わたなべあゆむ)さんの「魚定食」、中川寧々(なかがわねね)さんの「花火」、小柳祐力(おやなぎゆうり)さんの「七谷のくま」。

カレンダーは企業が年末年始のあいさつ用に利用できるよう、企業の名入れができるようなスペースをカレンダー下部に設けた。


カレンダーは3種類1セット500円で専用ビニール袋に封入してあるが、封入作業は月ヶ岡特別支援学校に委託。委託料は一般的な福祉作業代を大きく超える1個当たり100円に設定した。

カレンダーに採用した月ヶ岡特別支援学校の児童生徒の作品
カレンダーに採用した月ヶ岡特別支援学校の児童生徒の作品

販売目標は、法人用で45社の900セットとしたが、最終的には38社の902セットを受注した。

一般販売用には100セットを製作し、こちらは企業名入れ部分に「月ヶ岡特別支援学校×三条商工会議所青年部」の名称を入れ、コラボ作品であることを記した。昨年11月に三条別院で開かれた三条マルシェなど、数回に渡ってブース出店し、76セットを販売した。

すべての販売が終わり、作業工賃として10万4,900円を支払い、諸経費を差し引いた利益14万6,072円は事業協力金として月ヶ岡特別支援学校へ贈り、2月20日、笠井委員長から倉上校長に目録を手渡した。

この工賃と事業協力金は、月ヶ岡特別支援学校の芸術活動費用として活用される予定だ。

記事提供:三条商工会議所青年部

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