日本気象協会は27日、ことしの桜開花予想日を発表した。新潟県(新潟市)は平年より6日早く、観測史上最も早かった昨年より6日遅い4月2日と予想した。
東京都は平年より4日早く昨年より6日遅い3月20日。全国で最も早いのは高知県と福岡県の3月19日。
新潟県燕市分水地区で毎年、桜の開花に合わせて行われている分水おいらん道中は、これまで4月の第3日曜に行われてきたが暖冬もあって年々、開花が早まり、葉桜になってしまう年が多い。そのため、ことしは初めて第1日曜に早めて7日に設定した。
予想通りに新潟市で2日に開花すると、分水おいらん道中が進む大河津分水桜土手の桜並木は冷たい川風にさらされているのでそれよりさらに数日、開花が遅れるので、咲き始めとなりそう。桜咲く分水おいらん道中のためには、気温が上がって開花が少しでも早まることが期待される。