藤次郎3店舗目の直営店「藤次郎ナイフギャラリー大阪店」が3月9日オープン

(2024.2.27)

包丁メーカーの藤次郎株式会社（藤田進代表取締役社長・本社：新潟県燕市）は3月9日、難波千日前道具屋筋商店街（大阪府大阪市中央区難波千日前）に国内3店舗目となる直営店「藤次郎ナイフギャラリー大阪店」をオープンする。

藤次郎ナイフギャラリー大阪店のイメージ図

藤次郎は日本を代表する刃物産地、燕三条で70年にわたり刃物を製造している。これまで藤次郎ナイフギャラリーを燕本店と東京店（台東区西浅草）の2店、開設しており、大阪店は関西地域初となる藤次郎ブランドの新たな発信拠点、メンテナンスの重要性を伝える場としてオープンする。

家庭向けの定番シリーズから、業務用包丁、海外で人気のシリーズまで約300点を取りそろえて幅広いニーズに対応。国内はもちろん海外からの客にも満足してもらえる店舗を目指す。

店内には刃物職人の作業場を併設し、持ち込まれる包丁の研ぎ直しを行い、購入後も快適に使えるように関西地域のユーザーをサポートする。研ぎ直しの作業のようすは表の窓から見ることができ、職人の手で包丁が生み出されるプロセスの一部を間近で見学できる。

包丁を研ぐ作業

店内は、料理の基本的な道具の包丁とまな板の関係性を表現。日本の伝統的な建築技法である鎧張（よろいば）りを施し、工場を連想する現代的な素材も取り入れた店舗デザインで、伝統と革新が融合した和モダンな空間に。技術と伝統、機能と美学が調和する場所として、包丁を選ぶ行為そのものを特別な体験として提供する。

2階では、藤次郎製品のほかにも、ものづくりのまち燕三条の製品を販売。高度な金属加工技術が集まる燕三条地域の魅力を関西地方に発信する拠点としての役割も果たす。

3月7日にプレオープンする。店舗概要は次の通り。