2004年7月13日に発生した「平成16年7月新潟・福島豪雨」からことしでちょうど20年。 災害記憶の風化などが懸念されるなか、水害から得られた教訓などを後世に伝え、安全、安心な地域づくりに生かす取り組みをと「7.13水害20年プロジェクト 実行委員会」 が設立される。
「防災・減災にいがたプロジェクト2024」の一環として行うもの。3月4日(月)午後2時から構成機関によるWeb会議で第1回総会が開かれる。7.13水害20年プロジェクトについて事業計画案と今後のスケジュールを協議する。
構成機関は、信濃川下流沿線の見附市、三条市、新潟市、加茂市、燕市、五泉市、弥彦村、田上町の8市町村と県、4つの地域振興局地域整備部、信濃川下流河川事務所。
7.13水害で新潟県の長岡地域と三条地域では、04年7月12日の夜から13日の夕方にかけて激しい雨が降り、13日の日雨量は栃尾市で421mm/日を観測するなど、記録的な大雨となった。この豪雨により信濃川下流域では、支川の五十嵐川や刈谷田川で破堤や越水による氾濫がおき、甚大な被害が生じ、犠牲者が出た。