新潟県燕市の協同組合燕市商店街連合会(小黒猛理事長)は29日、毎年恒例の共同売り出し事業「第11回天神講まつり」の抽選会を開き、当選者181本を決めた。
菅原道真の命日の2月25日に学業成就などを祈る行事、天神講が各地で行われている。燕市では天神講で供える道真などをかたどった菓子を製造する全国的にも珍しい文化が伝承されている。
2010年に燕市長選に当選した鈴木力市長は、この伝統に着目し発信しており、同連合会も一緒に天神講を盛り上げていこうと毎年、売り出しを行っている。
ことしは23店が参加。参加店で1,000円の買い上げごとに応募券1枚をもらえ、応募箱に入れて応募するだけ。抽選で参加店で使える商品券が特等3万円1本、1等1万円10本、2等3千円50本、3等1,000円120本が当たる
ことしは昨年より412枚多い8,175枚の応募があった。29日の抽選会では、燕市と燕商工会議所の担当者3人で抽選券を引いて当選を決めた。
当選者にははがきで通知し、賞品の商品券を応募した参加店へ受け取りに行く。