新潟県三条市に「断らない救急」を掲げる済生会新潟県央基幹病院(上須頃)が1日、開院した。県央医療圏の救急搬送約8,000件を現状の75%から95%への引き上げを目指し、それに必要なER救急体制を整えた。
病院は9階建てで一般病床396床と感染病床4床の合わせて400床を備える。整備基本計画の22科すべてを含む31科を設置。開院より遅れて精神科、小児科科、産婦人科は4月1日、形成外科は7月1日に設置した。
1日は入院患者の移送も終わった。夜になると病棟の窓が明るく光って駐車場にはたくさん車が並び、新たな風景を生み出していた。ただ、北陸自動車道に向けて壁面に設置された光る文字看板は工事中にはともったことがあるが、1日は夜になっても点灯していなかった。