公益社団法人日本青年会議所の新潟県内で6つに分けられたエリアのうち、燕三条青年会議所(結城義博理事長・69人)と加茂青年会議所(西村太佑理事長・16人)の2青年会議所で構成した第3エリアが再編成されて今年度、新たに白根青年会議所(本田進平理事長・32人)が加わったこともあって6日、三条市で第3エリアの3青年会議所の3月合同例会が開かれた。
新潟県内には21の青年会議所があるが、第3エリアは2青年会議所だけでバランスが悪かったこともあり、今年度から白根JCが編入になった。燕三条JCと加茂JCは2019年から毎年、合同例会を開いてきたが、これからは白根JCをまじえた3者の合同例会に代えて毎年、開かれることになりそうだ。この日の合同例会は3JCから約100人が出席した。
各青年会議所理事長があいさつした。白根JCの本田進平理事長は「仲間づくりが青年会議所のいちばんの醍醐味だと思っている」とし、「出会って知人となって語り合って友になって共に汗を流して仲間となるという言葉あるように、青年会議所が皆さんとともに汗を流すことで本当の仲間になれると思っている」。
加茂JCの西村太佑理事長は、加茂JCは今年度、60周年の節目の重要な年で、「この1年を通して会員拡大運動、会員育成に力を入れ、来たる60周年記念式典をより多くのメンバーで開催し、県内各地からメンバーの皆さんを迎えられるように頑張りたい」。
燕三条JCの結城義博理事長は「本日の事業は相互理解を深めること。互いに交流をして人間関係を育むというのが基本的な趣旨」で、「本日の事業で皆さまの相互理解、交流、人間関係の強化がなされ、皆さまが発展することを期待、祈念する」とそれぞれ述べた。
また、例会は新潟ブロック協議会の井浦義太会長の第3エリア公式訪問も兼ねていた。井浦会長は、どの青年会議所も会員減少、会員拡大が課題で、「エリアの中で友情をさらに育み、さらに良い運動をしていく必要がある」と述べた。
能登半島地震では「新潟ブロック協議会の各メンバーが集い、心を寄せ合い、石川県の救援物資を届けることにつながり、さらには白根JCのメンバーが中心となって、西区の災害ボランティアセンター運営にも大きく尽力いただき、そこにブロック協議会としても携わらせていただき、西区で起きた液状化現象に伴う災害の救援を一丸となってやっていくことができた」と年初来の取り組みで「青年会議所としても地域に大きく貢献できたと感じている」。
最後に「これからの第3エリアのすべての皆さまの行動が1年間、大成功に終わり、地域住民に対して多くの声を届けられる、そんな素敵な青年会議所になることを祈る」と期待した。合同例会後は第3エリアと新潟ブロックで大交流会を開いた。