公益財団法人燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1)が2016年3月25日にオープンした「道の駅 燕三条地場産センター」が11日、来館者200万人を達成。200万人目に理事長の鈴木力燕市長から燕製のチタンタンブラー2個とアレンジメントフラワーをプレゼントした。
燕三条地場産業振興センターは、1986年に新潟県県央地域地場産業振興センターとして発足。2015年11月5日付けで道の駅に登録が決まり、16年3月25日に道の駅をオープン。それから約3年半後の2019年10月に来館者100万人を達成、そしてほぼ8年で200万人の達成と鳴った。
11日午後1時半ごろに200万人を達成した。ラッキーな200万人目は、新潟市東区から訪れた会社役員古石清也さん(57)、朋子さん(54)夫婦。途中でとんかつを外食したおかげで200万人目になったと幸運を喜んだ。
「道の駅 燕三条地場産センター」を訪れたのは2回目。清也さんは料理するのが好きで、1回目は砥石(といし)を買った。今回は包丁を買うのが目的で、燕三条の包丁がそろっているので「ここに来れば間違いない」。お目当ては燕市の包丁メーカー「藤次郎」のダマスカス鋼の包丁で、予算は2〜3万円と奮発していた。
ほかの燕市の包丁ブランド「グローバル」の包丁も愛用。燕三条のブランドに信頼を置いており、長女が燕市に嫁いだという縁もある。
朋子さんも「燕三条の毛抜きが良かったので長年、使っている」と言い、この日はまた毛抜きを買おうと考えていた。