株式会社ドッツアンドラインズ(齊藤和也代表取締役・新潟県三条市帯織)とJR東日本新潟支社が23日(土)、JR燕三条駅構内で初めて開く綱引き大会「燕三条綱引き大会−負けられない戦いがここにある−」のアイデアは、ドッツアンドラインズがJR帯織駅で運営するものづくり交流拠点「EkiLab帯織」主催「ものづくりAWARD(アワード)」の受賞作品から生まれた。
ものづくりAWARDは、毎年開かれている燕三条の技術を生かした商品開発のアイデアコンテスト。昨年の第4回の受賞作品のなかで齊藤和也賞を受賞したのが、三条市のデザイナー、西村隆行さんが応募した「負けられない戦い!燕市vs三条市綱引き大会」だった。
さっそくそれを形にしたのが今回の綱引き大会。午前11時半集合で正午から午後1時までJR燕三条駅1階で開き、三条市民と燕市民のチームがそれぞれの12人ずつで対戦。選手を変えながら5試合を行って勝ち数の多い市を勝利とする。
勝利の結果をどう形に残し、反映するかは検討中。毎年、開催して勝った市を表示するプレートの掲示を検討。燕三条駅にはそれぞれの市を向いた三条口と燕口があるが、勝った市を「表口」と称するアイデアもあるらしい。
担当で実行委員長のドッツアンドラインズ・渕岡優介さん(34)は、「ブラタモリで燕三条が取り上げられたり、間違って“燕三条市”とテレビで放送されたのがバズったりと何かと燕三条が話題になっているので、燕三条をPRするいい機会と思った」と語る
毎年、埼玉県のJR大宮駅で行われている東口と西口が領土をかけて対戦する東西対抗綱引きも参考にしていると言う。まだ詳しいことまで決まってなく、内容を詰めているところで、走りながら考えている。
燕市のツバメルシェと三条市の三条マルシェの同時開催のアイデアもあったが、今回は間に合わず、「来年の課題」と渕岡さん。「たくさんの人から参加してもらって燕三条を盛り上げてほしい」と参加を募っている。
参加は無料で参加申し込みは渕岡さん(080-7741-9988・yusukef@fuchioka.co.jp)へ。参加者には、おとなに「ものづくりアワード」受賞作品の「はこノート」、「ポンポン酒」、子どもには「はこノート」をプレゼントする。