「道の駅 良寛の里 わしま」(新潟県長岡市島崎)では、31日まで良寛の里美術館で「良寛の里つるしひなまつり」を開き、約70点ものつるしびなが春を呼び込むように通路を飾っている。
孫や子の成長と幸せを願いながら一針一針縫い上げた色とりどり細工物に、和島ならではのてまりが華やぎを添える愛らしいひな飾り。ひとつのつるしびなに、赤ちゃんを模したさるぼぼやニワトリ、エビ、ウマ、羽子板、ネズミ、米俵などが100個前後も下がる。
さらに良寛の里資料館が開く初めての手まり教室の先生を含め12人の生徒が製作した手まり約250点も展示。「すごいもんだね」と想像を超える作品の数に感心しながら鑑賞している。
「道の駅 良寛の里 わしま」では、子どもたちの健やかな成長を願った良寛の心にふれるようなあたたかさとひな飾りの鮮やかさで、一足早い春の空気を感じてほしいと鑑賞を呼びかけている。
鑑賞には入館料おとな500円、子ども300円が必要。問い合わせは「道の駅 良寛の里 わしま」(0258-41-8110)。