3月20日に新潟県加茂市の市民体育館で開かれた加茂市社会教育団体アートクラブ主催「能登半島支援コンサート」で来場者から寄せられた能登半島地震義援金に昨年9月に開かれた加茂暁星高校文化祭の食品販売の利益を加えた22万2,577円が29日、藤田明美加茂市長に届けられた。
コンサート当日は、書道パフォーマンス、ヒップホップダンス、加茂松坂の踊り、吹奏楽演奏などが行われ、雨にも関わらず400人を超える来場者があり、大盛況だった。
出演者を含めたボランティアは、加茂市内の加茂中学校、葵中学校、加茂暁星高校、新潟中央短大から100人にものぼり、「震災支援のため、少しでも力になりたい」という思いがコンサートで結実した。
29日葉は加茂中の生徒会長ら3人と加茂暁星高の専攻科学生と生徒会の生徒合わせて4人が市役所をが訪れ、藤田市長に義援金を手渡し、コンサートに携わった思いを述べた。
加茂中生徒会の生徒からは「コンサートに来てくれたお客さんに募金をお願いしたら多くの方々が快く募金してくれて、加茂市っていいなと思いました」という感想もあった。
藤田市長は「皆さんの思いをしっかりと受け取って能登に届けます」と話していた。