新潟県三条市下田地域にある唯一のスナック「スナックCoCo(ココ)」で3月24日、第1回カラオケ大会「下田音楽試合CoCo杯」が開かれ、20人が参加して熱唱した。
実行委員会と下田地区を拠点に地域おこし協力隊などが活動するNPOソーシャルファームさんじょう(柴山昌彦理事長)が主催。歌うのが好きなのことでは共通している地元下田地区に住む20代から70代までと幅広い世代が参加した。
歌詞を見ずに目をつぶってフルコーラスを歌い上げる人、軽やかにステップを踏みながら歌う社交ダンス愛好者、ふだんはバーチャルキャラクターでライブ配信をしているVライバーなどさまざまだった。
「下田でカラオケができる場所があるとは知らなかった」、「カラオケで歌ったのは初めて。気持ち良かった」とそれぞれに人前で歌う楽しさを味わった。
手嶌葵の『明日への手紙』を歌った近藤莉々華さん(24)が栄えある第1回大会の優勝者。実行委員長の「スナックCoCo」のママ、村越理枝子さん(48)は、カラオケ大会荒らしと言われるほど数々のカラオケ大会で優勝をさらっている。「コロナ禍でカラオケをする機会が失われた。カラオケの力を借りて下田を盛り上げていきたい」と意気込み、今後もカラオケ大会を継続したい考えだ。