新潟県燕市分水地区で7日(日)、分水おいらん道中が行われ、正午から地蔵堂本町通り、午後2時から大河津分水桜並木の2カ所を練り歩く。
2会場で記念撮影に応える染井吉野太夫役として燕市PR大使のBSNアナウ ンサー大塩綾子さんが登場し、ほうかん役は同じくBSNアナウンサーの三石佳那さんが務める。
午前11時15分から第四北越銀行分水支店付近、午後1時15分から大河津分水さくら公園で行い、それぞれ先着25人は2人と一緒に記念撮影できる。周囲からの撮影は自由。
大河津分水さくら公園と地蔵堂本町通りの2会場では、ツバメルシェなどの出店や催しが行われる。
分水おいらん道中は1924年(大正13)ごろ地元の有志が花見客向けに仮装行列を行ったのが起源とされ、1936年(昭和11)ごろから分水のサクラと景勝を全国的に宣伝しようとにぎやかに行われるようになったとされる。
開催日はこれまで第3日曜に設定していたが、温暖化もあってサクラの開花が早まり、花が散り終わっている年が多いため、ことしは第1日曜に前倒しした。しかしことしは新潟ではまだサクラが咲かず、大河津分水桜並木は「つぼみふくらむ」の状態で花見には早いおいらん道中となる。両会場の催しは次の通り。
■地蔵堂本町通り
■大河津分水さくら公園