若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業プロジェクト」の第5期、新潟県新潟市と燕市が舞台の映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』が6月14日からの全国ロードショーに先立って新潟県内では3月29日から先行上映され、6日(土)、7日(日)はいずれも午後0時半からの上映回でキャストによる舞台あいさつが行われている。
「私の卒業プロジェクト」は、制作プロダクションThe iconと大手出版社の小学館のプロデュースチームが2020年に立ち上げて5年目になる。若手俳優の登竜門でもあり、俳優を目指す14歳〜24歳の若者を対象に参加者を募り、累計応募者は3200人を超える。
第5期は初めて新潟が舞台で、1000人を超える応募のなかから22人の出演が決まった。人生初めての大きな岐路に立つ高校3年生のドラマ。そんな高校生の思いや悩みを題材に、若者たちが前向きになれる物語が展開される。
新潟市では万代橋や万代シテイ、古町燕市では高校生が工場見学に行くという設定で武田金型製作所やMGNET、燕三条駅などで撮影されている。
6日の舞台あいさつには、NGT48のセンターを務める新潟市出身の小越春花さん、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで史上最年少グランプリの渡邉多緒さんや美波さん、下川恭平さん、水瀬紗彩耶さん、田口音羽さん、柚来しいなさんの7人が登壇した。
映画のなかと同じ制服を着て、印象に残ったシーン、ほかにどの役を演じてみたかったか、変わっているキャストは誰かなど、撮影で多くの時間をともに過ごしただけに高校の同級生のようにちゃかしたり突っ込んだりと和やかで来場者を楽しませた。
7日午後0時半からの上映回の舞台あいさつでは、田口さんを除く6人が登壇予定だ。