帯状疱疹(ほうしん)予防接種受けるための経済的負担を軽減し、帯状疱疹の発症や合併症を予防しようと、新潟県三条市は50歳以上の市民を対象に帯状疱疹(ほうしん)予防接種費用の助成を開始した。
4月1日から来年3月31日までに予防接種を受けた市内在住の50歳以上が対象。1人当たり1度限り、1回の接種の生ワクチンは1回分、2回の接種が必要な不活化ワクチンは2回分を助成する。
生ワクチンは1回につき4,000円が上限、2回の接種が必要な不活化ワクチンは1回につき10,000円を上限に予防接種費用の2分の1を助成する。
三条市助成金代理受領委託医療機関で接種した人は、医療機関から助成金額を差し引いた額が自己負担額として請求される。それ以外の医療機関では、接種後に申請書や領収書などの必要書類を健康づくり課に提出する。
三条市助成金代理受領委託医療機関で接種した人は、医療機関から助成金額を差し引いた額が自己負担額として請求される。対象医療機関は「令和6年度帯状疱疹予防接種実施医療機関一覧 (PDFファイル: 169.4KB)」にある。ホームページ「令和6年度 帯状疱疹ワクチン予防接種実施医療機関一覧/三条市」にある。
それ以外の医療機関では、接種後に申請書や領収書などの必要書類を健康づくり課に提出する。後日、指定口座に助成金を振り込む。必要書類は、請書兼実績報告書(市HPからダウンロードできる)、領収書など支払った金額が確認できる書類、申請者名義の通帳の写しなど振込先金融機関名と口座種類、口座番号がわかるもの。
2020年に愛知県名古屋市での接種費用の公費助成に始まり、昨年5月には全国で200を超える自治体が公費助成を導入している。新潟県内では導入が遅れているが、燕市でも今年度から導入している。
三条市では昨年9月に三条市医師会が接種費用の助成を滝沢亮三条市長に要望していた。