曹洞宗吉田山「福厳寺(ふくごんじ)」(藤田秀典住職・燕市吉田鴻巣)の護持会(幸田重樹会長)は12日、能登半島地震で被災した石川県と新潟県の復興に役立ててほしいと燕市を通じて義援金11万円を寄付した。
藤田住職(70)と幸田会長(69)が市役所を訪れて藤田住職から鈴木力市長に義援金を手渡した。
藤田住職は「能登半島地震の報道を、気の毒だな、自分で手伝いできることないかと思って見てる人がほとんどと思うが、いざ何かやろうとするとなかなかひとりでは動きづらいんじゃないかと、護持会長に相談して義援金という形で協力していただけないかと、檀家や知り合い、座禅会、写経会、親せきと、いろんな人に話をして11万円が集まった」と義援金を寄せてもらった経緯を話した。
新潟市西区でも大きな被害が出たことから、義援金を新潟県と石川県に分けてもらうことにした。