14日に新潟県三条市のパール金属スタジアム駐車場で開かれた「20世紀ミーティング[2024春季]クラシックカー&バイク」で、会場で寄せられた能登半島地震義援金7万6,112円が16日、三条市社会福祉協議会を通じて寄付された。

笹川事務局長(左)に能登半島地震義援金を手渡す実行委員会の松井代表

年2回開かれているイベントで、今回は全国各地からクラシックカーとバイク合わせて約180台が集結した。好天に満開の桜と絶好の行楽日和に恵まれ、約1万人もの来場者でにぎわった。

16日、実行委員会の松井義敬代表が三条市社会福祉協議会を訪れ、笹川浩志事務局長に義援金を手渡した。義援金は市社協から石川県共同募金会に届ける。

石川県小松市の日本自動車博物館を会場に毎年、「20世紀の車の集い」が開かれている。主催している博物館関係者が昨年秋の20世紀ミーティングに来場したが、今回の震災の影響で来場できなかった。

14日開かれた「20世紀ミーティング[2024春季]クラシックカー&バイク」

そんな窮状に心を痛めた松井代表は「我々がせめて何かお手伝いできないかと思い立ち、市社協に相談させていただきて募金をしようとなった」と話した。

会場では松井代表が募金箱を台車に載せて会場を回って善意を呼びかけた。本部テントでは、6月9日(日)に日本自動車博物館で開かれる次回の「20世紀の車の集い」のちらしを配布してPRに一役買った。

三条市社協のボランティアバスで2度、被災地の石川県穴水町を訪れている笹川事務局長は「被災地の復興はこれからでまだまだ苦しんでいる」と義援金に感謝した。

• 20世紀の車の集い（新しいウィンドウで開く）