三条凧合戦の「協会だより」に代えて「イカマガジン」創刊 参加者の人となりを知ってもらってイメージアップにも (2024.4.22)

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ことしも6月1日、2日に新潟県三条市で開かれる三条凧(いか)合戦を主催する三条凧協会(須藤謙一会長)は、これまでの「協会だより」に代えて三条凧合戦情報誌「イカマガジン」を4月20日、創刊した。

創刊した三条凧合戦情報誌「イカマガジン」
創刊した三条凧合戦情報誌「イカマガジン」

B5判、20ページ。表紙は、巻頭のインタビューで取り上げた昨年の三条凧合戦で最高技術賞に輝いた野島大義さん(29)=大町組景清=と1990年に最高技術賞を受けた祖父の野島義保さん(86)=清友会=と白法被(はっぴ)を着て並ぶ写真が飾る。

その後の記事は、2022年から三条凧合戦に参戦する越後三条鍛冶集団と保内植木組、三条凧合戦でララちゃんの凧をあげる夢を実現 した父と娘、名人揚げ師の東樹弘さん=三条越路組=、須藤凧屋の事業承継と続く。

最後は凧チームの募集と三条凧合戦パートナー企業の募集を掲載。つい手に取ってみたくなるフリーペーパーのようなデザインで構成している。

「イカマガジン」を手に表紙を飾った野島さん夫婦
「イカマガジン」を手に表紙を飾った野島さん夫婦

これまで毎年1回、事業報告のような内容の「協会だより」を発行していた。それよりも広く大勢の人から楽しく読んでもらい、三条凧合戦に熱中する揚げ師や関係者の人となりを知ってもらおうと「協会だより」に代える形で内容を大幅に刷新して「イカマガジン」を創刊した。

来年以降も同じような形で発行する考え。先に作成したことしの三条凧合戦のポスターもデザイン性を高めて大きな注目を集めたばかりで、それに続く「イカマガジン」の創刊で、三条凧合戦のイメージは大きく向上する。

2000部を作成し、まず地元スーパー、マルセンの興野店と荒町店で無料配布しており、このあと市内の公共施設などにも置いて自由に持ち帰ってもらう。

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