パリ五輪切符をかけて21日、東京都・海の森水上競技場で行われたパリ五輪アジア大陸予選を兼ねたカヌースプリントアジア選手権の男子カナディアンシングル1000m決勝で、東京五輪に続く2大会の連続の五輪出場を目指したアーネスト株式会社(三条市)所属の當銘孝仁選手(31)は8位に終わり、パリ五輪出場はならなかった。
決勝は9人で競った。當銘選手はスタートからまもなく後れをとってしだいに差を広げられ、トップと約11秒差の04:22:226でゴールした。2位以上なるのが五輪出場枠獲得の条件だった。
レースの展開は風の影響もあったようだ。東京五輪では準々決勝敗退の不本意な結果に終わり、一時は引退も考えたが選手生活の継続を決意し、再起した敬意もあり、競技人生の継続は難しくなりそうだ。
レースは滝沢三条市長と前三条市長の三条市長の国定衆議院議員が席を並べて観戦、応援。レース後は當銘選手と握手して健闘をたたえ、Xにも投稿した。それぞれの投稿は次の通り。
最後まであきらめない漕ぎに感動しました。當銘選手、胸を張って三条に戻ってきてください!おつかれさまでした! https://t.co/gGHTOhJzch
— 三条市長 滝沢 亮 (たきざわ りょう) (@Ryo_Sanjo) April 21, 2024
當銘選手、よく頑張りました!
— 国定勇人(くにさだいさと) (@kunisadaisato) April 21, 2024
結果は結果ですが、夢と感動を与えてくれました!
ありがとう! pic.twitter.com/jpYEJDjhCo